考える力をつける指導をしよう

バドミントンで「考える力」をつけるような指導をしていますか?

 

バトミントンのジュニア選手たちは自分で考え戦略を立てることが大事です。

考える力

 

ジュニア選手は高い技術を持っていますが、自分のやりたいプレーができないときに対応する力だったり、考えてプレーする力が不足しているように感じるからです。

 

 

トップレベルの選手になってオリンピックで活躍することを目指すジュニア選手やその指導者の方なら、東京五輪を見て簡単な場所ではないことをあらためて感じたはずです。

 

サービス一つとっても、自分の弱い部分をカバーして次の攻撃にどのようい移るかを考えてプレーできるようになることが必要になります。

 

例えば、試合で相手が前寄りのポジションなら、ロングサービスで後ろにポジションを下げさせてショートを打とうとか、相手を見て考えてプレーできるようになること。

 

 

ダブルスはショートサービスが基本ですが、ジュニアの頃からロングサービスもしっかり練習しておくといいです。

 

ショート同じフォームで打つことができれば、相手を崩す大きな武器にもなります。

 

また、練習からロングをたくさん打てばレシーバーの対応もついていくので、積極的に取り入れてみると良いかもしれません。

 

 

女子ジュニア選手の場合なら、間のとり方ピンサービスなどを身につけるよりも、相手の癖を見抜くことだったり、パートナーと良く話し合うことを大切にしたほうがいいかと思います。

 

これはサービスはもちろん、ラリー中も同様です。

 

男子の場合はサービスも大事ですが、ラリー戦が多い女子ダブルスは、サービスよりも打った後の方が大事になると思います。

 

 

ロングサービスを打ったら、すぐにサイドバイサイドの形を作る。

 

相手をバック奥まで押し込めていたら右サイドによってもいいですが、サービスが少し内側に入った時は寄りすぎないように気をつけないと、2人の間に穴ができてしまいます。

 

「ここを打った後は、ここは私が取るからそっちはお願い」「次は浮いちゃうかもしれないからフォローをお願い」など、事前に話し合う。

 

 

いずれにしてもバトミントンで強くなるためには何が必要か、選手や指導者が向き合う大きなテーマーです。

 

その一つとして、心の部分を大切にし自分で考えてプレーする力がつくようにジュニアの頃から指導していくことが重要です。

 

ジュニア強豪クラブ出身の選手が、その後、トップレベルの選手として活躍しているのも、そうした指導があるからでしょう。

 

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