フィーダー(ノッカー)の役割は重要

小学生のジュニアのバトミントンのノック練習においても、フィーダー(ノッカー)の果たす役割はとても大きいと思います。

 

フィーダー

 

何故なら、手投げノックなどの練習において、いかに選手が課題をクリアするうえでの適切なタイミングやスピードでシャトルを出せるかなど、技術面が求められるからです。
更に、より早く上達しようという積極的な姿勢なるような雰囲気作りも大切になるかな。

 

 

なので、指導者の方は、自分が上手く出来るように研究していくのはもちろんですが、チーム内でフィーダーが出来る選手を育成していくことも必要になるでしょう。

 

 

そして、選手のレベルや、ノックの目的に合わせてシャトルの持ち方や投げ方を使い分ける必要もありますね。

 

 

例えば、手投げでネット前など距離の近いノック練習をする場合なら、前方に選手を動かすようにしたいので、羽根を持つ&つまむように持って下手投げ。
逆に遠くに飛ばしたい、速いシャトルを出したいときには上手投げが最適です。

 

 

更に、後方へ動かすノックなら、ラケットを使うのが有効です
この時には、何個かのシャトルを持って下から打つやり方は比較的に簡単なので、フィーダーに慣れていないうちはこの持ち方がイイかなと思います。

 

 

また、シャトルを腕にたくさん乗せるという方法もありますね。
これなら1セット10〜20本といった数の多いノックでも使え、上からでも打てるというメリットがあります。

 

 

何よりフィーダーのショットのバリエーションが広がります。
実際に動きながシャトルを打ちはじめると、色々な問題が出てきます。試合では相手のショットによって自分の動きを臨機応変に変えていかないといけませんから。

 

 

その為、相手のショットをある程度予測して自分の打つショットを決めていくというのは、バトミントン初心者のジュニア選手には尚のこと難しいことです。

 

 

そこで戸惑ったり迷ったりすることも多いので、その問題を解決で出来るのがノックなので、高学年の選手など、フィーダーも出来る選手も育ていくことも強いチームにするには欠かせないかと思います。

 

 

浪岡ジュニアの1日2時間、週三日で全国レベルになれるのも、良いフィーダーがいて効率よく練習出来るからでもあるのかなと。
そういった意味でも、強豪クラブのノック練習の方法を知ることは、今後の様々な問題を解決するうえでの参考になると思いますよ('◇')ゞ